極め技

・ヘッドロック
 相手の側面などから頭部を腕で締め上げる技。単純だが、完全に決まると耐え難いものにもなる。
 だが、バックドロップの反撃を受ける可能性もあるので、仕掛ける側が身体を離すようにして仕掛けるサイドヘッドロックもある。

・腕拉ぎ逆十字固め
 倒れた相手の腕を掴んで、自らの両足の間で伸ばす技。同時に肘関節も極めていく。
 プロレスだと伸ばすだけだが、格闘技では仕掛けた側が自らの腰を浮かして一瞬に極めていく事もある。
 また、飛びついての飛びつき腕拉ぎ逆十字固めと言う技もある。

・足4の字固め
 倒れている相手の両足を極めて、まるで足が4の字になるような所から言われる技。
 しかし、やられている相手が反転して俯せになると、技を仕掛けた側も痛い目にあう技。
 男だとデストロイヤー、女子プロレスだとミミ萩原が使い手として有名だった。

・アキレス腱固め
 相手の足を掴んで、一気にアキレス腱付近を抱えるようにして極めていく技。
 逆に、ヒールキック(踵蹴り)で反撃される時もある。

・脇固め
 相手の腕をキャッチして一気に締め上げる技。ロープへ振って極めるなど、入り方にもバリエーションがある。
 使い手としては、藤原嘉明が有名だった。

・逆エビ固め(ボストンクラブ)
 仰向けの相手の両足を抱えて、一気に反転させて俯せのようにして、足を極めてエビ反りのように極めていく技。
 身体の固い選手にとっては地獄の苦しさを与えられるであろう技で、女子プロレスなどで身体の柔らかい相手の場合、Cの字みたいになる事もある。背骨などへダメージを与えていく技。

・片逆エビ固め
 これは片足だけを極めていく技で、更に相手の極めている足を自らの首に掛けるようにしていくと、ストレッチマフラーになる。

・サソリ固め
 相手の両足を交差させて反転させて極めていく技。仕掛ける様子がサソリのようだから付いたらしい。
 全身へ激痛を与えていく技で、長州力が使い手として有名。

・コブラツイスト
 相手に対して背後から絡みつくように極めていく技。
 特にアントニオ猪木が有名で、師匠・カールゴッチから伝授されたと聞く。

・卍固め
 別名・オクトパスホールドと言われるように複雑に絡みついていく技。
 仕掛けられると呼吸等も苦しくなり、激痛でギブアップに至る事が多い。
 また、意地で耐えてレフリーストップと言う事になる事もある技。

・スリーパーホールド
 背後から相手の顎付近を腕で締め上げる技。スタミナを奪うのに有効。
 ただ、肘打ちやカンガルーキックで反撃を受ける事もある。

・チョークスリーパー
 スリーパーホールドに似ているが、頸動脈などを絞めるので失神に追い込む事も出来る技。
 また、倒れた相手へ両足を絡めてアナコンダスリーパーに発展させる事も出来る。

・ボディシザース
 倒れた相手のお腹などを両足で締め上げていく技。
 内臓を圧迫されるような感覚に、相手は苦しむ?

・ヘッドシザース
 これは、お腹でなく首へ両足を絡めて絞めていく技。

・キャメルクラッチ
 俯せに倒した相手の背中に座り、顎に手を掛けてグイグイと反らしていく技。別名「らくだ固め」。
 また、タッグ戦の場合はもう1人が無防備の顔面へ蹴りを入れたり、ドロップキックを入れたりする場合もある。
 例・ノーガードキック

・弓矢固め
 俯せにした相手の両足をクロスさせて掴んで、更に顎に手を回す。そして自らの両膝を相手の腰付近に置いて、反転していく技。
 相手はまるで弓矢の様にグイグイと攻められることからこの名前がついたと思われる。

・STF
 俯せ状態の相手の片足を自らの足で引っかけ、そのまま首に腕を回して極めていく技。
 相手は全身、特に背骨へダメージを受けている。
 使い手として有名なのは、新日の蝶野選手など有名。

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